Case2
佐藤様からのご相談
ご相談内容
好きな人には他に好きな人がいます。好きな人に振り向いてほしいけど、どうしたら良いのか。
佐藤様鑑定結果
お悩みについて鑑定させていただきました。
佐藤さんご自身:カップの4(逆位置)重い腰を上げる、開拓
障害:戦車 突き進む、破壊
顕在性:力(逆位置)無理矢理、頭が固い
潜在性:太陽(逆位置)子供っぽい、ネガティブ
過去:ワンドのキング(逆位置)憤怒、感情的
未来:ソードの6(正位置)流れに沿う、身を任せる
問題解決の鍵:ソードの9(正位置)悲しみ、気を落とす
環境:ペンタクルのキング(逆位置)胡麻をする、下手に出る
願望と限界:ペンタクルの8(正位置)真面目、直向き
最終結果:カップの2(逆位置)関係のもつれ、すれ違い
出たカードと大まかな意味です。
紐解いていきますね。
まず、佐藤さんの生まれ持った数秘は7。戦車のカードにあたり、射手座の性質をもち合わせることにより、まっすぐで不器用なところがあり、人の言葉が耳に入らないこともあります。目標にひたすらに進みます。
現在の佐藤さんご自身ですが、カップの4(逆位置)重い腰を上げる、開拓。といったカードが出ていて、好きな方へ向かって歩んでいこうという、気持ちは進まないものの動かなければ何も始まらないといった心情でしょう。ご自身の性格的に、障害があろうと後悔が無いように動かなければ気が済まないといったところもありそうです。
顕在性、ご自身が問題をどう捉えているかなのですが、力(逆位置)無理矢理、頭が固い。ちょっと柔軟性に欠けているな、自分故意ではないかなと感じているようですね。お相手のためを想うともう少し控えた方が良いのかもしれない、空気を読んだ方が良いのかもしれないと思っているみたいです。
ただ、潜在性、問題の本質として出ているのが、太陽(逆位置)子供っぽい。ネガティブ。先に申しましたように空気を読んだほうが良いかもしれないと思いつつも自分の純粋な気持ちをぶつけてしまっているところがあります。頭でわかっていても、つい言葉が出てしまったり、空気が読めなくなってしまうところがありそうです。ここが問題として表れています。
障害として出ているのが、戦車。障害のカードは正位置、逆位置問わず読み解きます。今回の場合は突き進む、破壊と表現させていただきました。確かに好きな人に向かって突き進むことは悪いことではないかもしれませんが、周囲を気にせず進んでしまっているところがあります。これによって敵を作ってしまったり、進む道が瓦礫に阻まれてしまったりということがありそうですね。
過去なのですが、ワンドのキング(逆位置)憤怒、感情的。やはり感情的に動きすぎてしまったところがあり、周囲からの反感を買ってしまったかもしれませんね。自分の感情をストレートに地歌えることは佐藤さんの持ち味でもあるのですが、いかんせん無鉄砲なところが否めなく、力技感があり、デリケートな女性にはちょっと刺激が強かったかもしれません。
ここで、佐藤さんの今年の数秘なのですが、15。悪魔のカードにあたります。誘惑に負けてしまったり、欲望に負けてしまったりと、堕落してしまう年になっているんですね。自分への甘さが招いてしまうことなのですが、気を引き締めなければなりません。本来であればこの悪魔の年に入る前に、ご自身の基盤をしっかり作り上げておくことが必要だったのですが、感情に負けて、自身を過信しすぎてしまったところがあり、現在のような不安定さに繋がっているんですね。やることが裏目に出てしまったりといった…
現状のままの未来なのですが、ソードの6(正位置)流れに沿う、身を任せる。というカードが出ていて、暖簾に腕押しという感じになってしまいそうなんですね…2025年の数秘は12。吊るされた男のカードにあたり、身動きが取れなかったり、眺めるしかできない年に入ってしまうんです。なので、好きな方の行く末を見守る事しかできない感じになってしまいそうです。
そして、最終結果で出ているカードを先にお伝えすると、カップの2(逆位置)関係のもつれ、すれ違い。といった手厳しいカードが出ています。恋愛関係になる事は難しいという結果とともに関係性の破綻などが出ていますので、今のまま進むとかなりの危険信号です。自分の行いを見直さなければいけないようですね。
願望と限界として、ペンタクルの8(正位置)真面目、直向き。というカードが出ているのですが、これは佐藤さんの願望が出ているところであり、信じて突き進めばきっと振り向いてくれるはず!という思いが出ていますね。
ですが、最終結果でも出ているように、そう簡単に問屋は下さず。お相手に好きな方がいるという事実はそう簡単には覆せずに頑張って追いかけても見守る姿勢になってしまいそうなんです。
ここで問題解決の鍵として示されたのは、ソードの9(正位置)悲しみ、気を落とす。いつもポジティブな佐藤さんですが、たまには弱い部分を見せないといけません。強い部分ばかり見せていても いつかボロが出てしまいます。場合によってはそこが際立って格好悪く見えてしまう時もあります。弱さも人間の魅力でもあります。喜怒哀楽があってこそ人間です。今までのカードを振り返ってみると、力、戦車、ワンドのキング、太陽ととても力強いカードが並んでいます。しかし、そのほとんどが逆位置として示されているんです。唯一、正位置逆位置問わない障害の部分で出ている戦車のカードも、実は向き的には逆位置で出ているんですね。力強さが空回りして、逆効果を生んでしまっているんです。そのことを自覚して、少し反省が必要かもしれません。自分の人生を良いものにしたいという願望はみんな持っています。そのために毎日戦っています。
ただ、嫌なことがあっても大丈夫なふりをしていると、いざというとき、周囲に気付いてもらえないんです。
もちろん、大好きな方にも。
なので、弱い部分もしっかり出していきましょう。そして、環境として出ている、ペンタクルのキング(逆位置)胡麻をする、下手に出る。これも必要な行動なんです。数秘7と射手座の性質的に、ごますりなんかもっての外!!と思うかもしれませんが、このカードは相手の立場になって物事を考えましょうという、教えのカードでもあります。
自分が今好きなお相手、今後愛し合う女性が現れた時に、相手の立場になって、テンポを合わせて行くことによって、良い方向へ向かいますよ!という可能性でもあるんですね。
なので、今は勢いで来ているかもしれませんが、足並みをそろえることによって、好きな方からの理解も深まります。
なかなか厳しいことをお伝えしていますが、最後に、最終結果でカップの2が出たということは、意識はしてもらえているということなんです。意識をしてくれていなければ関係のもつれは起こりませんからね(*゚v゚*)
強がらず、柔軟に、お相手に接していって下さい!